Liberal Climber

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コロナ禍のジムトレ

真冬日が続き、夜には小屋が極寒になり、久しぶりにジムトレに行った。

コロナ流行後に初。春にはジムでクラスターが発生し、ジムで対応がいろいろ変更になっていた。

 

①受付:手指消毒後、利用カード提出前に検温、”感染症状”の有無、コロナ感染・濃厚接種の有無を確認。

②人数制限:制限なし → 15人まで ・・・これまで同時に10人以上いたことは見たことがなく、実質変わりなし。

③時間制限:制限なし → 受付から帰宅まで90分 ・・・前後の着替えを含めると実質75分くらいになった。

④マスク:なし → 常時着用 ・・・サージカルマスクを着用してトレッドミルで15km/hまで上げると、マスクが口に張り付いて息を吸いにくい。事前に運動強度に対する注意喚起がなかった。低酸素血症になりかねず、これはかなり危険。

⑤利用中止のもの:ダンベル、体重計、バランスボールなど

⑥器具利用後:タオルで汗ふき → ペーパータオルでアルコール消毒 アルコールを使用できるように、画面、グリップはシートやラップで覆われていた。

⑦室内換気:大型換気扇1か所で、5分か10分くらい作働していた。その後は30分以上作働しておらず、間隔不明。L字型の室内で端に1か所では換気不十分と思われる。

パーティショントレッドミルは3台から2台に減り、階段ステッパーとともに間にパーティションが設置された。マシン同士は利用者が対面しない向きに以前からなっている。

⑨更衣室:”静かに”という張り紙があるのみでアルコール設置なし。

 

これらの対策を”FIAフィットネス関連施設における新型コロナウイルス感染拡大対応ガイドライン”をもとにみると、

https://www.fia.or.jp/wp-content/uploads/2020/11/fia_guide_04.pdf

①せき、くしゃみ、48時間以内の発熱、味覚・嗅覚の異常の有無などを具体的に確認を求めている。

④マスクは全館において着用が求められている。安全な運動強度として、マスク着用による呼吸困難による事故などを引き起こす危険性に対する配慮の記載あり。有酸素運動用のマスク、熱中症予防に対する注意喚起。

他:対人距離の確保、できるだけ2m、最低1m

⑦換気は1時間あたり空気の入れ換えを3回以上を目安としている。可能な場合、換気設備は常に作働させておくこととも記載あり。

⑨更衣室はマスクを着用できない可能性がある場所として、換気の徹底、アルコール類の設置を求めている。

 

ガイドラインの妥当性は検証されていないと思われるが、春の緊急事態解除後はフィットネス関連のクラスターは報告されていない。その意味ではある程度の効果は得られているものの、過剰の対策になっている可能性もある。

 

今の日本の状況では、どこまでが妥当な対策で、どこから過剰な対策かは検証しにくい。検証するためには条件設定して感染者発生率の差を比較する必要がある。これは現実的には困難であり、空間除菌など明らかに過剰・無意味なものでなければ受容しなければならないだろう。この対策はいつまで続くことやら。。