Liberal Climber

ヒルクライムの入賞を目指すためのブログ

宮城クリテ2019秋

朝の気温は出発時点で5度くらい。寒い。。7時に会場に着いて、トイレに行こうとしたら9時までカギが開かなかった。。

 

クリテリウムは初めてだったけど、エントリー費が同じなら15分で終わるよりはと思い、エリートⅠにエントリーしてみた。

下見としてコースを2周してみる。後半にハンプやら橋やら段差が多い。2周目はそこそこがんばったつもりで6'42で、集団とはいえ、5分台で回り続けるのかと、思いやられた。とりあえず足切りされないように、集団から遅れないようにを目標にした。

 

受付は8時までなのに、レースは1345から。午前は他のクラスを見て適当に時間を潰す。チームの経験者からは道幅が狭くてなかなか前に上がれないから展開に絡めるように集団前方、オープン区間では右車線が有利と情報をもらう。

 

スタート位置はクラス内で年齢順に並び、Ⅰの中では最後方からのスタート。スタート後は2列で進み、緩いコーナーが連続して道幅に広がりなかなか前に上がれず、集団後方で様子を見る。

まずまず余裕を持って進んでいたところ、1周目が終わるところで数人が抜け出そうとして前方で10mくらいのギャップができている。集団も追いつこうとペースが上がり、ほどなくキャッチ。ラスト1キロから向かい風で早掛けで逃げる展開は望めず、集団スプリントになると思われた。

中間スプリントが3周目に設定されており、3周目のラスト1キロくらいから前に上がろうとしている人がチラホラ。何人かがセンターラインを越えることがあり、危ない!と思っていたら、前の人がカラーコーンに突っ込んで落車。40キロは越えており、全く避ける余裕もなく、自分も突っ込んでしまう。あ〜っと思いつつ、スローモーションに見え、自分は前宙して頭と背中から地面に叩きつけられる。自転車は自分の数メートル先のガードレールまでふっ飛んでいた。転んだ衝撃で腰が痛んだものの、身体全体としてはあまら痛まず。

自転車はチェーンが外れ、右のシフトレバーが少し曲がり、後輪のブレーキパッドがリムに触れるくらい。直してリスタート。2分近くロスして集団はまったく見えず、他の落車した人たちは追ってくることなく、ラスト3周は完全に一人旅。

頭と腰に重い痛みがあるものの、一人で踏み続け、無事にゴール。ゴール後に確認するとヘルメットゼッケンがこすれてやぶれ、サドルのクッションも3cmほど避けていた。車体はほぼ無傷で、車体も全宙してサドルとハンドルから地面に落ちたみたい。先に落車した人も歩いてはいたので、大事には至らなかった様子。

 

ログとしては、

前半2周 11'22 速度ave 40.1km/h max 55.2km/h 心拍ave 140 max157 ケイデンスave100 max137 パワーave 231W NP256W max694W

後半4周 25'38 速度ave 37.2km/h max 53.8km/h 心拍ave - max177 ケイデンスave92 max128 パワーave 257W NP274W max762W

後半は落車によるロス2分を含む。こうやって比べて見ると一人でいくらがんぱっても集団内のほうがはるかに楽なことが改めてわかる。一度遅れたらもう戻れない。

 

今回の失敗の原因は集団内での位置取りの悪さ。ヒルクライムレースでも集団内でいつの間にか集団後方に下がっていることが多く、いかに前方に上がっていくか。落車前までは楽に行けていたので、レースでの集団の位置取りを身につけるにはクリテリウムは役立ちそうだ。でも落車はもう勘弁したい。次また出るかと言われるとちょっと考える。宮城クリテは当日エントリーもできるようなので、天候をみて当日判断というのもアリのようだ。