ホイールとケイデンスで実験
■走行距離 50km ■体重58.8kg ■安静時心拍数44
夜勤明けで午後からライドへ。
今日はCL50とアイオロスxxxでどの組み合わせが良いか実験してみることに。
【コース】2キロ 平均勾配5% 途中でやや勾配が緩むものの、ほぼ一定勾配
【方法】時速20km固定で、ケイデンスを70rpmか85rpmにしてホイールを変えながら心拍数、パワーを比較。下りでヘアピンコーナーの曲がりやすさ、最高速度を比較。
【結果】
計8回測定し、タイムは5:48±3秒
F / R ケイデンス 平均HR maxHR NP maxパワー 下り速度
①CL50/CL50 70 137 146 244 332 55.6
②CL50/CL50 85 140 150 250 323 56.1
③xxx/CL50 70 135 149 252 321 55.2
④xxx/CL50 85 139 151 248 321 54.1
⑤xxx/xxx 70 132 146 244 305 51.1
⑥xxx/xxx 85 138 149 245 318 53.1
⑦CL50/xxx 70 133 146 248 326 54.9
⑧CL50/xxx 85 139 150 245 326 55.1
ヘアピンコーナーはいずれも50kmで進入し、⑤、⑥のときのみブレーキをかけず、かつセンターラインをはみ出さずに曲がれた。
※ほとんどレストをおかないでやったので、①と⑧では疲労蓄積を考慮する必要あり。
【感想・考察】
①はパワーをかけた分だけグングン進んでいく感じ。③は上っているものの後ろから押されているような感覚で上っていて一番楽しかった。⑤はさすがに軽っ!と楽に上る。⑦は風にあおられやすく、上っている感じもそれほど軽くなく中途半端な感じ。ただ⑦の下りや⑧はトルクをかけた際の加速感と速度が維持される具合は気持ちいい。
下りの最高速度は⑤、⑥はやはり低いものの、前後どちらかにCL50が入ると55km/h前後になり、片方だけでも空力効果は得られるよう。
今日の結果でみれば岩木山のように延々と長い上りでは⑤の圧勝。夏油・鳥海のように高速下り区間を含むコースでは前後ともにCL50とするよりも重量面、パワー節約からはどちらか一方だけが良いと思われる。
ただ、今回は6割程度に力をセーブして追い込んでおらず、距離も短いため、傾斜がきつく長いコースで追い込んだときにどうなるかはさらに検討する必要あり。阿原山のベストタイムを前後ともにCL50のときに出していることも見過ごせない。
阿原山であれば25分以内に終わり、パワーをかけてガツガツいけるが、果たしてレースで1時間前後続けられる筋持久力があるかどうか。
xxx/CL50は印象としては良かったが、データはいまいち。レースでの速度変化も考えると今のところCL50/xxxに気持ちが向きかけているものの、フロントディープ、リアローハイトだと見た目のバランスがかなり悪い。。。
できれば岩木山までに、遅くとも鳥海までには阿原か束稲山で再検証したい。