阿原山と眺望台の考察
エベレスティングにはどちらが良いか。
阿原山:距離6.6km 獲得標高490m 平均斜度7.4% 383kcal/本
→19本で251km 9310m 7277kcal
上り32分、下り11分とすると15時間17分
眺望台:距離2km 獲得標高222m 平均斜度10.9% 151kcal/本
→40本で160km 8880m 6040kcal
上り12.5分、下り3.5分とすると10時間40分
上り14分、下り4分としても12時間
阿原山ではこれ以上の時間短縮はなかなか難しい。逆に眺望台で15時間ペースだと1本あたり22.5分かけられる。やはり総距離90kmの差は大きい。
それぞれのメリット、デメリットは以下。
阿原山
メリット:平均斜度が緩く筋負荷が少ない
下りのブレーキが眺望台よりは少なくて済む
デメリット:走行距離、時間、消費カロリーが大
1本の上りが30分以上続き、筋負荷の持続時間が長い。途中でハンガーノックになるとどうにもならない
頂上にしか車を止められない
日照時間内に終われない可能性が高い
眺望台
メリット:走行距離、時間、消費カロリーが小
上下どちらにも車を止められる
これまで日本でのエベレスティング達成者のうち、斜度10%以上は5人くらいしかいない
デメリット:傾斜がきつく、リア30Tでもパワー、心拍が上がりやすく脂肪をエネルギー源にしにくい
下りの傾斜、コーナーがきつく、ブレーキを多用→肩痛、カーボンリムの負担
エネルギータンクが乏しい自分にとっては時間、消費カロリーが少ないことは大きなメリット。ともに街灯が全くないところであり、夜間走行もできるだけ避けたい。
フロントを36→34Tにさらに軽くすれば眺望台でも筋負荷を和らげられるだろう。
PCD110だとフロントのインナー最小が34T。手持ちではシマノの5アームで34Tがあり、rotorクランクに装着できれば眺望台が有力。アウターを52Tのままとすれば歯数差が18になるけどアウターを使う機会が皆無だから気にしなくて良い。
最近レースがなく、エベレスティングが流行っている。日本では高岡さん、石井さんが11時間ちょっとで達成している。眺望台ならレストなしで1本16.5分ペースなら11時間はクリアできて、多少現実味はある。モートンの7時間半には1本11分15秒... とても人間業ではない。
石井さんは10%3.3km、モートンは11%1.7kmで眺望台に近いコース、高岡さんは7.9%6kmで阿原山に近い。短距離急勾配のほうが短時間で終わりやすいのに、高岡さんすげぇな。